午後は日本電気計算機。
家から5分の所にあるのが非常に良い。
15時30分、面接室に入る。
グッ・・・。NTTとは雰囲気が違う・・・。
正面に中年面接官が3人構え、
背後に名古屋支部最高責任者が陣取り、
出入り口には案内のお姉さんが立ちはだかっている。
前門のトラ、後門の狼。
苦しい・・・・。
さて、聞かれることはほぼ一緒。しかし、威圧感が強い。
志望動機、大学で頑張った事、そして、
「最近の社会の出来事で関心のあること。」
ふむ、どうやら、「社会に対する見識」というものも、試されるようだな。
ひたすら自分の研究だけに没頭しているタイプはダメってことか。
しかし、最後に誘導尋問に引っかかってしまった。
(`・ω・´) 「我が社のほかに、どこに応募していますか?」
(´・ω・`)「NTT、NEC、日本ユニシス、などです。」
(`・ω・´) 「それらの会社は我が社よりも、資本金が1ケタ、2ケタ上の大企業ですが、もしそれら全部から内定が出た場合、どこに就職しますか?」
うぐぅ・・・、やられた・・・・。
この面接官は、僕がこの会社を滑り止めとして考えている事を見透かしている。
ここは嘘でも、この会社が第1志望だと言うべきかとも思ったが、
ここまで見透かされていたら、白々しい発言はできないだろう・・・・。
他の会社で、無難な理由を考えねば・・・・。
(´・ω・`)「日本ユニシスです。知り合いに務めている人がいまして、その人が良い会社だと薦めてくれましたので・・・・。」
苦しい・・・・。これは・・・、ダメかも・・・・・・。
さて、この面接でも、留年に関しては何も聞かれなかった。
聞かれた場合の答えも用意していたんだが、徒労に終わったようだ。
ここで、僕はある推測を立てた。
まずは、このメールを見て欲しい。
インテックという会社から届いたメールなんだが、
僕が1982年生まれだから、
これは、留年・浪人は2回まで。
それ以上は応募資格無し。既卒も応募資格無し。
と宣言しているってことだ。
ここまで堂々と拒絶するとは、なんて極悪非道な会社だ・・・。
しかし、ここまで非情な会社は早々無いだろうが、
表向きは幅広く新入社員を募集しているような顔をして、
社内では暗黙にフィルターをかけている会社も少なからずあるのではないか、
と予想される。
逆に言えば、エントリーシートを受理した時点で、
すでに留年に関しては免責されている、という意味ではないだろうか?
ともかく、留年に関して追求されない以上、特にすべき事は無い。
わざわざこちらから留年の話をする必要も無い。
ただ面接を受けるのみ。