2004年10月27日水曜日

一月前の回想記

今日も何も無かった・・・・。

さて、昨日の日記について、3浪目から質問が来た。

なぜ、今頃になって自分の誕生日を打ち明けたのか、と。

この質問の本質は,

「なぜ、誕生日当日に誕生日の話をしなかったのか?」

だと考えていいだろう。
お答えしよう。

僕の誕生日など、祝う価値が無いからだ。

だが、これだけでは話が続かない。
一ヶ月前を振り返り、当時の心境を説明しようではないか。

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9月下旬、僕はやっと自動車免許を取得し、実家を後にした。
実は、少し早かったが、お母さんから誕生日の祝儀として一万円を貰っていたのだ。
親からお小遣いをもらえて、当然僕は喜んでいたのである。
僕はこの一万円をどう使おうかと考えていた。
誕生日にケーキでも買おうか、贅沢にスパークリングワインでも飲もうか、それとも堅実に貯金したほうがいいだろうか?
名古屋へと向かう電車の中で、僕はそのような思慮に耽っていた。
だが、不相応だったのだろう。
僕の夢は一瞬にして打ち砕かれた。

自転車を盗まれたのである。

この一万円は新しい自転車に消えてしまったのだ。

やはり、僕の誕生日は呪われている。誰からも祝福されることは無いのだ。
僕はもう全てを諦めてしまっていた。
そして、残された休みをアルバイトに費やすことに決めたのだ。
そんな中、誕生日前日の9月25日、僕はあるブログを目にする。

3浪目が誕生日ネタで盛り上がっていたのだ。

僕は実におろかな人間である。
「明日、自分が誕生日であることを明かせば、お祝いのコメントくらいは期待できるのではないか?」
そのとき僕は、軽率にもそんなことを考えてしまっていたのだ。

そして誕生日当日、ブログにどんな内容を書こうかと考えながら、僕はアルバイトに向かった。
そして、僕はそのアルバイト先で、再び自分の誕生日など祝う価値の無いことを思い出していたのである。

結婚式場撤去作業。

結婚式といえばあの日の日記だ。

これを読めば分かるだろう。
僕は先輩の結婚すら祝福できない心の持ち主であるのだ。
そんな僕に、自分の誕生日を祝ってもらう権利などあるはずもない。

そして、僕は誰にも誕生日を明かすことはなかった。

何事もない、つまらない日記を書いて1日を終了したのである。

これにより全て分かっていただけたことだろう。

僕の誕生日に、「祝福と、バースデーケーキ」など全く不要なのである。
僕には「静寂と、賞味期限の切れた豚肉」がふさわしいのである。


くだらない文章を長々と書いて申し訳なかった。


2 件のコメント:

  1. (゜дÅ)ホロリ
    りゅ、流さん・・・そんな”深い”事情があったのですか・・・
    しかも、3浪目が原因を作っていたとは・・・
    申し訳ない感じがしてきました・・・
    戻れないのですね、もう。2004年の9月26日には。。
    今からじゃ・・・遅いですか・・・。
    逝ってきます・・・・。
    お世話になりました。。。。。

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  2. この世に生まれる前に戻りたい・・・・。

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