大学における留年という制度は、大学や学部によって、微妙に異なる。
第1パターン:「単純に4留までOK」
最もシンプルなタイプだ。
進級4年+留年4年の、合計8年以内に卒業すればよい。
僕自身がこれに該当する。
第2パターン:「1学年につき1留年まで」
同じ学年で2連続留年したら、退学。
しかし、1学年に1回ずつ留年すれば、合計で8年まで在籍できる。
大抵の大学は、上記のどちらかを採用しているのだが、
ここで、第3パターンの存在を確認した。
王国の大学のように、2年→3年でキャンパスを引っ越してしまう大学特有の制度。
「1年&2年で2留まで」
「3年&4年で2留まで」
という、2階建て制度だ。
この第3パターン・・・、
とんでもない罠だ!!
というのも、
第1パターンの場合、1年&2年&3年の単位を、4年に持ち込んでしまう人が多い。
僕がこのタイプで、そのため僕は4年生を3年間やっている。
問題を先送りしてしまったわけだな。
第2パターンの場合は、この先送りは不可能な構造だ。
即死の危険性も高いが、進級できたならば、ある程度単位が揃っている。
だが、第3パターンは、上記2つの悪いところを併せ持っている。
つまり、
・1年&2年をギリギリで通過して、うっかり3年に進級してしまう。
をやらかしてしまった場合、
・1年&2年の不良債権+3年&4年の単位を、
就職活動も行いつつ、2留以内で攻略しなければならない。
という事態に陥る。
王国は、正にこの状況に陥っている。
王国は、現在、3年&4年の2年目だ。
1年→2年→2年→3年→4年。(大学生としては5年目だな。)
残り2年間で卒業しなければならないわけだが、
入学してから今までの取り残した単位が、まだまだ沢山残っている。
ここで問題なのが、就職活動だ。
就職活動を行う時期は、大学にマトモに通うことができない。
つまり、前期1回分が消滅すると考えるべきだ。
よって、王国に残されている道は、ただ1つ。
来年度:前期の単位を
全て取り、後期はボチボチと取る。
再来年:前期に就職活動を行い、後期は確実に回収する。
これしか無い。
つまり、次の前期が正念場である。
最悪なのが、
「何とか来年で卒業しようとして、来期に就職活動してみたけど、就活が大変で前期必修を落としてしまい、また留年。就活も無意味に・・・。再来年に再び就職活動したけど、そのせいでまた前期必修を落としてしまい、卒業不能になって人生終了。」
大学って、本当に恐ろしい所だぜ・・・・。
(((( ;゚Д゚))))ガクガクブルブル