2007年3月14日水曜日

迷宮

卒論オワタ…。

これで残りの任務は、卒業証書を回収するだけだが、
最後に一つ、疑問が残ってしまったな・・・。

印刷室のおばちゃんは、僕に惚れてるんじゃないか?

他の人に対しては単なる事務員に過ぎないんだが、
僕に対してだけはやたらと親しげに話しかけてくる。

事の発端は、おそらく僕の方にある。
僕は意外に、礼儀作法を重視するタイプだ。
部屋に出入りする時は、そこにいる人に必ず挨拶をする。
印刷室の場合も同様で、入る時と去る時、
笑顔で「こんにちは。」「では。」みたいな、
会釈程度の挨拶を行う。

こんなことをやってるのは僕だけで、他の人は黙って勝手に印刷して去るだけ。

そうしているうちに、おばちゃんの方から積極的に話しかけるようになってきて、
おばちゃんは山登りが趣味だとか、
おばちゃんは合唱団に入っているとか、
おばちゃんは温泉旅行に行くとか・・・。

温泉旅行の話をしている時なんか、
旅行会社のパンフレットまで貰ってしまったし・・・。

もしかして、このまま変な宗教に勧誘されちゃうんじゃないかと
心配になっていたんだが、
困ったことに、僕はこういう年長者と話を合わせるのが非常にうまい。
会話すればするほど話が弾んでいってしまう。

結局、真相は迷宮入りしたまま、卒業によって永遠の別れとなるわけだが・・・。

世の中は計り知れないことがあるもんだな。

6 件のコメント:

  1. (´・ω・)つ【伝説の木の下で告白】

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  2. うっはwwwwwときメモktkr
    流年さん、伝説の木の下へ

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  3. 意外と硬派な留年者さんに片思いしている人がいるかもしれないね。

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  4. 僕に惚れるには30年遅いぜ・・・。

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  5. あのおばちゃん誰にでもそういう態度だよ
    なんて罪作りな人

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