2005年12月26日月曜日

世界の果てにて講義を受ける

工学部6号館。
それは、我が大学最果ての地にある・・・。

今年度の授業は、今日と明日に行われる集中講義で終了となる。
集中講義とは、通常13週で行われる講義を、
2日間に集中させて行う過密スケジュール講義のことだ。

その集中講義が行われる場所が、工学部6号館。
僕がいつもいるのは5号館だが、番号の同じく、隣に建っているわけではない。
5号館は大学のど真ん中、6号館は隅っこにある。
僕がここに来るのは初めてだ。

まず最初に気づくのは、玄関の張り紙。
玄関の扉に紙が張られている。

『玄関の鍵を紛失しました。ご存知の方はご一報願います。』

どういう管理をしているんだよ・・・。(´・ω・`)

そして中に入る。

暗い・・・・。
電気はあるけど、点いていない。
ゴウンゴウンという機械の重低音が鳴り響いている。
ここは放射能管理センターでもある。
エックス線だの、ガンマ線だのが24時間放射されているのだ。(´・ω・`)

そして、入ったその玄関がなぜかB1、つまり地下1階。
どう見ても1階なのに、地下1階。
階段を下りたわけじゃないのに、地下1階。
平らな場所のドアを開けたら、そこが地下1階になっている。
なぜ・・・?(´・ω・`)

そして階段を上る。
途中の掲示板には普通の業務連絡があるだけだ。
しかし、途中の窓にまたしても妙な張り紙がある。

『窓から出入りするべからず。』
『閉まらなくなります。窓を開けないでください。』

確かに超ボロい建物だが、窓くらい直せばいいのに。
しかも、窓から出入りしないなんて、当たり前だろ。
いよいよ嫌な予感がしてきた・・・・。(´・ω・`)

そして、3階(見た目は4階)の講義室に到着。
蛍光灯も点いているし、暖房もある。
良かった。
さっそく目立たない席に座る。

授業開始。テーマは原子炉。
やっぱり興味は無い。考え事をして過ごそう。

・・・・。

((( ;゚Д゚))

なんだろう、ちょっと寒い。
ジャンバーを着る。

・・・・。

((( ;゚Д゚))

やはりおかしい。寒い。
明らかに風が吹いている。
隙間風だ。

よく見てみると、入り口のドアが閉まってない。
っていうか、閉まらない。明らかに歪んでいる。
カーテンが揺れているから、たぶん窓も閉まってない。
寒くて当然だ。

では、暖房は?

『30℃』

そうか、隙間風で寒いから、それをパワーMAXで対抗しているんだな。
でも、それでも十分に寒いから困る。(´・ω・`)

明日もこんな所で丸1日を過ごさなきゃならんのか・・・。
でも、明日で最後だから、何とか頑張ろうと思う。(´・ω・`)

3 件のコメント:

  1. 建物のボロさでは、うちの大学といい勝負してませんか?
    一応、改装工事が進んではいますが…

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  2. 匿名きぼーん2005年12月27日 5:30

    放射能汚染されて子種がなくなってしまったんだよ。そんなボロい建物じゃ放射性物質の管理ができてないってガクブル

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