日本の、これから

テーマは「最近の若者」。
だけどさ、この番組、問題となっている若者って存在を完全に間違えてるよ。
ここに出てくる、金髪で、ピアスしてて、イレズミして、渋谷で転がってる。
こんなヤツは極少数派だって。
こいつらは派手で目に付くだけのこと。
真の問題は、もっと地味なところにあるんだよ・・・。

最近の問題ある若者っていうのは、もっと無気力な人たちのことなんだ。
欲しい物も無く、やりたいこともなく、彼女もおらず、趣味も無く、
遊ぶのもめんどくさく、寝る以外何もやりたくない。
幼い頃から漠然と学校に通い、
嫌々ながら大学に行き、嫌々ながらバイトに行き、嫌々ながら仕事に行き、
家に帰ったら、ただボ～っとして寝るだけ。
毎日毎日、超つまんねー生活を続ける、そんなヤツが真の問題なんだよ。

最近の僕は、完全に自分を殺して、出会う人全てにロボット化を薦めているけど、
これが殺しきれなくなったら、ニートに転落だ。
毎日毎日、自分を殺して殺して殺しまくって、我慢を重ねて、
そうやって社会的体裁を維持しているだけ。
その有様は、端から見れば安定しているように見えるはずだ。
当たり前だ。そう見えるように取り繕っているんだからな。
しかし、その実態はニートの一歩手前の危険領域。
現在こういう状態である人たちが、10年ほど経ったら精神の限界を向かえ、
真のニートに転落する危険がある。
それが真の大問題なんだよ。


今日は友達と寿司を食べに行き、このような話をした。
この友達もまた、たまに寿司のような贅沢品を食べる以外に娯楽が無い男だ。
本日もクソつまんねー1日だったが、
こうして友達とマトモな対話ができたことは良かったとしよう。