このマンションの管理組合の人が我が家を訪れた。
用件は、
住民から苦情が出ているから、念書を書いてくれ。
ということだった。
(゚Д゚)ハァ?
この僕が何をしたというのだ?
どれどれ・・・・。
深夜午後8時以降、早朝午前8時以前にテレビやステレオ、楽器、その他による騒音を禁ずる。
なにぃ!?
この僕がいつ騒音を出したというのだ。
一応言っておくが、僕ほど静寂に生活している人間はいない。
この家にある音とは、時計の作動音、クーラーの作動音、冷蔵庫の作動音、パソコンの冷却ファン、キーボードのタイピング音、
そして、霊が僕を呼ぶ声だけだ。
と思って管理組合の人に尋ねてみたのだが、
どうやら五月蝿いのは僕の家の出入りの音らしい。
出入りの音・・・・。
なるほど、確かに僕は夜中の3時くらいになると、
コンビニに立ち読みに行くとか、ゴミを捨てに行くなどする事が多い。
そのとき、ドアを開閉したり、自転車を持ち出したりする音が五月蝿いというのだ。
無礼者!!
この闇の帝王に対して夜の行動を禁じようなどは100年早いわ!!
なんてことを思ったりするわけではないけど、
たかが誓約書の1枚や2枚、素直に書いておいたほうが利口ってものだろう。
とはいえ、こんな誓約書を書いたところで、
夏が終わるまでは生活を改めることはできない。
まあ、苦情主も僕の書いた誓約書を見れば優越感に浸って溜飲を下げてくれるだろうから、
月に1枚くらいのペースで誓約書を書いていけばOKだろう。
僕と同じ夜の住民には、このようなトラブルに遭遇している人も多いはず。
やはり、僕が雷王星に旅立って常闇の国を作らねばなるまい。