2004年7月21日水曜日

NHKからの依頼

��HKから番組協力の依頼メールが来た。
とりあえずはこれを読んで欲しい。

NHK BS1「BSディベートアワー」 番組へのご協力のお願い

要約すると、討論番組をやるから、その議題に対して国民の声を聞かせて欲しいと言うのだ。
テーマは以下の4つだ。

投稿項目1.若者がフリーターになることに賛成ですか?反対ですか?
      2.若者が結婚しないことに賛成ですか?反対ですか?
      3.結婚して妻の両親と同居することに賛成ですか?反対ですか?
      4.親から子へ、子から親へ、是非ひとこと言っておきたい!

返事は
http://www.nhk.or.jp/bsdebate/0408/index.html
ここへ。

これはハッキリ言って、テーマの時点でとんでもない勘違いをしていると言わざるを得ない。
なんで、「賛成」「反対」の二択を強要するのか?
例えば、テーマ1フリーター。賛成反対の二択だったら、「そりゃ、可能なら正社員のほうがいいから、どちらか選べと言われたら、反対かな。」くらいに思って投稿したとする。
で、番組で「応募者のうち、9割がフリーターに反対でした。」なんて放送されたらどうなる?
これはおそらく、テーマ発案者が「フリーターの大半は自分から望んでフリーターをやっている。」と思っているからだろう。
とんでもねえ!!

テーマ2だってそうだ。そりゃ結婚したほうがいいに決まってる。
しかし、世の中に無計画に結婚、出産して子供が不幸になる例がどれだけあると思っているのか?
かなり多いぞ。「ごく僅かな例外」なんてレベルじゃない。
そもそも結婚したくても無理なものは無理。

テーマ3が一番酷い。そりゃ家族仲良く暮らすのが一番なんだけど、家庭内の事情でそれができない人も多いだろう。単身赴任とか。そういう人たちが見たら、まるで自分が社会悪であるような気になるはずだ。

こんな企画を放置したら、
1.「フリーターやってる人は努力して正社員になるべきである。」
2.「若者は結婚するべきである。」
3.「老親と同居し、助け合うべきである。」

こんな超偽善番組になりかねない。
人間はロボットじゃねえんだよ!!
この文章を読んだ人よ、僕と共に番組ホームページに抗議文を送ってくれ!!

1 件のコメント:

  1. なかなか、考えさせる記事ですね~。
    政治が、国営放送を操ってんでしょうか。
    8/8のBSから目が離せません。もし
    ごらんになったら、また記事にしてほしいです!

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