2004年4月20日火曜日

大学って本当に恐ろしいところだ。

今日は本来なら僕が参加するはずだった、学生の研究室配属決定の日だった。
僕自身には関係無いが、友達がどうなるか気になったので調査に行った。

  大学って本当に恐ろしいところだ・・・・。

配属される研究室を決定するにあたり、前もって希望者投票を行う。
100人いる学生が15ある研究室の中から、自分が行きたい場所を指名するのだ。
定員は5~7人。
当然のことながら、人気のある研究室と無い研究室に分かれる。
研究室=教授であり、研究室の人気=教授の人望だ。
そして、人気のある研究室では10人も集まり、無いところはたった1人しかいなかった。

定員である7人以上の希望があった場合、全員がジャンケンを行い、7人まで減らさねばならない。
人気のある研究室では10人の学生が熱くジャンケンを行う一方、人気の無い研究室では教授・助手、そして学生の3人がポツンとしているだけだ。

上記で10人と書いたが、本当なら20人くらい集まりそうな勢いなのだ。ジャンケンで敗北することを恐れ、最初から第2希望で妥協する生徒も多く、それで10人だ。つまり、1人しかいない研究室は、第2希望者すらいなかったという計算になる。

そして、不運にもジャンケンで負けた学生が、人気の無かった研究室に強制配属される。そのときにはすでに教授には全て分かってしまっている。

「この一人の学生以外、みんな自分の下では勉強したくなかった。ジャンケンで負けたから、嫌々来ているだけに過ぎない。」

このような状況の中、大学院まで生活するのだ。
このケースは希望者1人+ジャンケン4人だが、希望者4人+ジャンケン1人という所もある。
そんな場所がこの先どうなるかは言うまでも無い。その1人が陰湿なイジメを受けることになる。
研究室という場所にはイジメが明らかに存在する。

こんな所でも長い物には巻かれなければならないのだ。大学とは純粋に勉強するところではなく、そういった人の暗黒面を垣間見させる。
大学でコレだ。一体社会とはどのような場所なのだろうか?

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