2005年2月13日日曜日

チョコレート貰いました

明日がバレンタインデーなのは言うまでもないが、
今日チョコレートを貰ってしまった。
本命は2月14日に配り、そうでないなら別の日にって戦法があることは知っているが、
今回のはそれとは違う。
では、チョコレートを貰うまでの経緯を話そうか。

今日僕は最寄の大型量販店ギガスに出かけた。
DVD-Rを買おうと思ったのだ。
先月買った50枚はもう使い果たしてしまったので、
再び50枚ほど買おうかと思って、寒空の中自転車を走らせた。
しかしながら、やはりギガスは高い。1枚120円くらいする。
高級メーカーの品しか置いてないからだろう。
やっぱりヤフオクで安物を取り寄せるとしよう。
以前と同じ物を買えば確実に動くし、1枚30円と激安だからな。
そんなことを考えながら、帰り道で信号待ちをしていると、
突然横から、

「hだしfhdそ;あfij;das!!」

は?
横を振り向くと、知らないババアが話しかけてきている。
危険信号だ。
僕は腰に装備したヌンチャクをいつでも出せるように構える。
僕は常に武装しているのだ。

「どうしました?」
「なんjkjkl車がpjdj多・・・・。」
「は?」
「なんでこの通りは車が多いんだろうね?」

何言ってんだこのババア。
知ったこっちゃないが、一応対応する。

「この先が駅前の大通りに繋がっているからですよ。」
「そうなのかい。じゃあ、あなたにチョコあげるよ。」

何が「じゃあ」なんだ?前後の文章が成り立ってない。
この僕が見知らぬババアからチョコを貰うことになるとは・・・・。

ガサゴソガサゴソ・・・・。

そのとき、信号が赤から青へと変わる。
早くしてくれ。

「はい、どうぞ。」
「あ、ありがとうございます。」
「あ、もう青じゃない。早く行かなきゃ。」
「どうも・・・・。」

そしてババアは去っていった・・・・。

一体あれは何だったのか?
手元に残ったチロルチョコ3個を見つめながら、僕は考える。
かつて、石原慎太郎東京都知事が敵対勢力である婦人会からチョコレートを貰った際、
「こんなものは食えない。」と言って送り返したことがあった。
なるほど、確かに見知らぬババアから貰ったチョコには、
まさか毒が入っていることはないだろうが、不安な気持ちにさせる何かがある。

僕も道端に投げ捨てようかとも思ったが、一応貰ったものだ。
食べるのが礼儀だろう。
一つ開封して口に入れる。

普通のチョコだ・・・・。

バレンタインなどとは縁のない僕だが、まさか今年はこのような形でチョコを貰うことになるとはな。
人生とは分からんものだ。

5 件のコメント:

  1. 流年者 「そのチョコが僕の運命を変えるなんて、そのときは(ry」

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  2. 「チョコレート男」ここに始まる

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  3. 大笑いさせてもらいました。
    裏切らんブログは大好きでつ。

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  4. アヒャヒャ(・∀・)

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  5. このChocoの家の お兄ちゃんは某国立大工学部1年生にしてどうやら留年するらしい。
    留年って何?彼はこれからどうなるの?
    留年で検索してひっかかったこのサイト、世のため人のために充分なっています。
    とても参考になりました。

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