(´・ω・`)(はぁ・・・・、今日も大学に行って寂しく講義を受けなきゃならんのか・・・・。)
10時30分、僕は講義室の扉を開け、中に入った。
2つ下、2年生の必修講義だ。
ザワザワザワザワ・・・・。
いつもより人が多い。
どうやら試験間近で、今までサボって来たヤツラが出席し始めたようだ。
そのため、僕の座る後ろの方の目立たない席も無い。
やむを得ず、僕は最前列から2番目の列に座ることにした。
そして先生が入ってくる。
「やあ、みなさん、おはよう♪」
相変わらず元気な先生だ。
いや、昔は僕も元気な人間だったはずだが・・・・。
いつから変わってしまったのだろうか・・・?
そんなことを思いつつも、マジメに授業を受ける。
「では、この問題を誰かにやってもらおう。う~んと、君、どうだい?」
「えっ、僕ですか?」
「そうそう、君だよ。やってごらん。」
「あの・・・、僕4年生っすよ。」
「君4年生かぁ。だったらなおさらやってみなきゃ。ほら。」
バカヤロウ、マイクをつけたデカい声で4年生などと連呼するな!!
まあ、指名されたからにはやらざるをえまい。
僕は静かに立ち上がり、前に出る・・・・。
クスッ・・・・。
��!!!!!!!!!!!!!
振り向かなくても分かる。
同じ授業を受けてる部活の後輩が笑ったんだ!!
うあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
笑ったな?笑いやがったな!?この僕を!!
許せねえええ!!
Fack you!!
この教室にいるヤツラ、みんな同罪だ!!
この密集空間にガソリンぶちまけて大爆発させてやる!!
なんてことが一瞬脳裏をよぎったが、僕は表面上冷静を保ち、前に出て問題を解く。
問題そのものは何とかなった。
よかった・・・・。
これで間違えたらさらなる恥晒しだからな。
「4年生ってことは、君はこの授業は3回目か。これで理解できたかい?」
だからマイクで叫ぶなっつってんだろうが(゚Д゚)ゴルァ!!
「はい、なんとか・・・・。」
「そりゃ、良かった。今度こそ単位取りなよ」
やめろ、やめろぉぉぉぉ!!
それ以上俺を目立たせようとするなぁぁぁ!!
僕は貝、深海に眠る貝なんだ・・・・。
| |д・) ソォーッ…
返信削除うああああああああああああああ!!
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