2004年12月12日日曜日

留年サークルの存在

絶壁を登るようにして留年生活の12月11日の日記、失われた5年間を読んだ。
うっ・・・・、こいつは強烈だ!!暗黒のエネルギーが伝わってくるぜ!!
それによると、彼女の大学には「脱落派」なる単位の無い人が集まるサークルが存在するらしい。
ずいぶんと直球なネーミングだ。
そういえば、かつてダメ連というダメ人間の団体が存在していたと聞く。調べてもイマイチ本質が不明だということは、最近は活動が下火になりつつあるということだろうか?

僕がこのようなサイトを作ってから今までに気づいたことはいくつかある。
その一つ、人間が道を踏み外すには必ず同じパターンがあるということだ。
そのパターンとは、「人間不信に始まり引きこもりに行き着く」ということだ。
引きこもらなくても、自分探しの旅に出る。
典型的なのは反抗期の不良中学生。親や教師、同級生を信用できないから非行に走る。
留年生も同様で、友達がいないことから始まり、不登校になる。
今回の彼女の場合も同様のようだ。

もう一つ、この手のサイトやブログを作っている人間は、なぜか自身が高学歴であることが多い。
京大で多留してる、東大目指してる、早稲田8留、僕は名大で、留年天国も国立大学だ。
知らず知らずのうちに安っぽいプライドでも持ってしまっているのだろうか?
確かに僕自身も他人に頼み事をするのが苦手だ。
何かと全て自分の力で片付けようと考える傾向にある。

そういうわけで、転落した人間が復帰するにはそういった心の障壁を中和する必要がある。
その点、このようなweb上での活動ならば、そういった障壁が作用されない。
だが結局のところ、精神的な作用はあれど実益にはならんってのが欠点だ。
やはり何とかしてリアルワールドでの人間関係を構築せねば・・・・。
しかし、みんなプライドが邪魔するのだろう。
リアルワールドでは「ダメ」をテーマにしては人が集まらん。

すでに時は12月も中旬・・・・。
年が明けたら、いよいよ期末テスト、成績発表、進級判定という、
1年のツケの全てを払わされる時が来てしまう。
テストってのは恐ろしい、恐ろしすぎる・・・・。
友達がコツコツと着実に卒論を書き上げている中、一人テストという一発勝負に挑まねばならない。
テストというのはどれだけ対策をしていても、結局は一発勝負だ。
ここでミスったら一撃で今年1年がゴミと化す。
そんな極度の不安の中でも、それを話すことのできる場所はここにしか無い僕って一体何なのだ?
などということを、また目に見えない何物かが僕に語りかけてくる。
あぁ・・・・。

2 件のコメント:

  1. 暗黒度はかなり控えたつもりなのですが、暗黒のエネルギが伝わってしまいましたか!
    ところで、脱落派はサークルというより同好の士っちゅー感じです。
    私の学校の学生中、数百人~千人に一人ぐらいは名前を聞いたことがあるかもしれない、そんな存在です。
    私もリアルワールドの人間関係を構築したいので、名古屋に行く機会があったら、遊んでください。たぶん、来年は万博にいくはずなので。

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  2. そ、そうか、万博なんてあったな・・・・。
    世間の人は注目しているのかな?
    僕は人との接点が無いから分かんないや・・・・。

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