2005年4月10日日曜日

自動車絶望工場

以前から気になっていた本がある。
その名も、自動車絶望工場
本屋で取り寄せて、今買ってきた。

タイトルからして僕の好みだな。
結構有名な本だから、知っている人も多いのではないだろうか?
まだ読んでいないが、ようするに、

「トヨタ自動車の期間工として連日奴隷のようにコキ使われ、
心身共にズタボロになって給料を得るという、悲惨な労働生活の体験談。」

らしい。
僕は工業系の人間だから、この本は読んでおかなきゃなるまいと思っていた。
それにしても、実際に働いたわけじゃないが、
工場って本当にとんでもねー所らしいな。
1年ほど前のことだったか、新日本製鉄の工場見学に行った。
工場責任者が現場を見学しつつ、作業工程について説明してくれるわけだが、
工場の入り口に超巨大な看板が飾ってあって、

「祝 連続無事故記録 二日」

二日?(゚Д゚)ハァ?

「いやー、ははは、溶鉄の鍋がひっくり返って一人行方不明になっちゃったんですよ。
せっかく40日まで続いてたのに、残念残念。
その時の成分を調べればリンの濃度が高くなってるんじゃないかなm9(^Д^)プギャー。」

(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
マジでこんな所だった。牢獄以下。

さて、この本の中には、一体どんな酷いことが書かれていることやら・・・。
さっそく読むことにしよう。

2 件のコメント:

  1. えっ!?
    これって、もしかして1983年の本?
    これ読むの?
    かなり昔、豊T市の工場勤務(高専卒)の青年美術家達といっしょに 活動した事あったけど・・・
    彼等 お金持ちでした。(20代前半で家も いいのじゃないけど車も持ってた。)
    でも、大酒飲みだったり 自殺しちゃったり・・・
    みんな我家の愛犬のように 良い人たちだったなあ・・・。 
    今は、どうなっているのかな?
    必死こいて100号くらいのデッサンめちゃくちゃな作品作っては 東京の上野までボロ車で運び込んでた彼等のあのエネルギーは 
    画一的な日常への反発として発生したエネルギーだったんだと 今でも思っているよ。

    返信削除
  2. この世の地獄が書かれてまっせ。

    返信削除