2005年3月25日金曜日

卒業式

今日は大学の卒業式だった。
正直行きたくなかったけど、部活の同期のヤツラが卒業するし、友達も卒業するし、
行かないわけにはいくまい。
式場の前で待ち伏せして、発見したら押しかけるという毎年恒例のイベントを今年も行った。

自分の年代が卒業に到って気づいたことがある。
卒業式への出席者が少ない。
卒業生全員が来たら大半が式場に入れないわけだが、大学側も来ない人が多いことを見越しているようだ。

「式なんてくだらねえ。卒業証書を回収して家帰って遊んだ方がいい。」

そんな考えが大半なのだろう。

さて、まずは部活の連中と合流。
あれ・・・、同期の在学生がいない。
というのも、部活の同期は7人いて、2人卒業、1人は飛び級で去年卒業、
2人は留学で来年卒業、1人行方不明、僕は2留なのだ。(´・ω・`)
その留学してたヤツがいないのだ。
さっそく電話をかける。

「今どこにいるの?」
「大学の留学生センターだよ。」
「もうすぐ卒業式が終わるよ。」
「えっ、行かなきゃいけないの?」

薄情者(゚Д゚)ゴルァ!!
まあ、呼び出したら来たから良しとしよう。

さて、式が終了して同期の卒業生が出てきた。
卒業生を胴上げして、花束を贈って・・・。

(´・ω・`)「(なんせ2留だ。僕が卒業するとき、みんな僕のことは忘れているかもな・・・。)」

さて、次はノーマル友達を探さねば。
と思ったら、向こうが僕を発見してくれた。僕は目立つからな。

「やあ。」
「おう、卒業おめでとー。」
「丁度良かった。あそこで振る舞い酒やってるから飲んでこようよ。」

なるほど、高いところに陣取っている人たちが樽酒を配っている。

「卒業おめでとうございます!!」
「いや、僕は4回生だけど、留年してるんで。」
「いいからいいから。友達といっしょに飲みましょう。」

なんてノリで、日本酒をコップ3杯も一気飲みさせられた。ぐぇ・・・。

妙に意気投合してしまったので話を進めてみると、この振る舞い酒をやっている人たち4人は何の団体でもない。
卒業式で目立とうと思って酒を持って高いところに登っているだけだった。
しかも、4人全員が留年している。

やっぱさ、こういった派手なことをするヤツってのは、留年しやすいものなのかな。
目立たず騒がず、必要単位をそろえて卒業して就職するって方が賢い道なのだろうか・・・・。

その後、部活の連中で食事に行った。
明日は追い出しコンパだ。
それを最後に、もう二度と会うことも無い人もいることだろう。

人の縁ってのはそういうもんだよな。

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